沖のリーフ(珊瑚礁)へ渡る

 グアムのテレビは、毎日潮の満ち引きの時間を明示している。
昨日は午後三時ごろ。海で遊ぶ者は、いつも確認しておく必要がある。
久しぶりにリーフへ渡ろうと思っていた。午前中から快晴で、波は静か。
ビーチでサンドウィッチを食べ、干潮を待つ。リーフへは何度か渡っているので、要領は分かっていた。
ヒルトン側から海に入り、浅瀬を選んで慎重に歩いた。

途中で、ヒトデやウニに出会う。

リーフの上に到着。
ビーチから300mほど離れている。荒れた時、米軍兵士グループが、ここまで泳いできたが、大波に巻き込まれ帰らぬ人となった。

画面左が、フィリピン海で、白波の奥は絶壁の深海に繋がっていて、鮫の世界だ。
リーフからウエスティンの方角を望む。
季節風が強く吹く乾季は、2m以上の荒波が打ち寄せ、タモン湾全体が、波の音で咆哮する。
そんな時波に巻き込まれたら、サンゴに打ち付けられ、海の藻屑となる。

嵐の時でなくても、時々大波が内海になだれ込み、ボートや遊泳者を襲うので注意が必要。
戻る途中、大きな貝を見つけた。すでに中身は、食べられていて、海中の生存競争の厳しさを知る。

シェルを持ち帰り、ライフガードの事務所に寄った。
普通はBBQで食べるらしい。聞くとサザエの壺焼きと同じ要領だった。
シェルは持ち帰っても良いと許可をもらったので、部屋に置いてある。

今日は干潮が遅いので、早目にビーチへ行けば、ボードで遊べそうだ。