充実した一日

昨日のインドアレッスンは、リターンがテーマ。返ってきたボールを横向きに構え、コンパクトなフォームで打ち返す練習。今月は末までレッスンが有り、年明けは五日から、
コーチも大変だ。

遅いランチの後、外へ漕ぎだす。

オフロード進入。

飛び交う昆虫も少なくなり、漕いでも気持ちが良い。

途中で水分補給

高速のガードを潜り、しばらく漕いだら河川敷はヤブ漕ぎになりUターン。

無人の細道、女性ライダーには、ちと不向き。

河川敷から堤防へ上り、エクササイズは終了。

しかしこの犬に、一日の終わりはない。

気になる作品を録画していたので開いてみた。
トルコ・イスタンブールの街は野良犬がゴロゴロしている。何故かと言えば、この国は殺処分無し、捕獲無しの人と犬の共存圏。

しかしこの国には、シリアから戦火を逃れ、若い子の避難民が大勢逃げてきている。住む所もないので、シンナーを吸いながら廃墟暮らし。犬はそんな人たちを癒し、一緒に暮らしている。
そんな訳で人間みたいな野良犬もいれば、野良犬みたいな人もいる。
徳川大名のお犬様でなく、みんなその日暮らし。
感動したのは、イスラム圏の夕方のお祈り、スピーカーから流れてくる祈りの言葉に合わせ、犬も一緒に遠吠えの祈り。

私は犬が入水自殺したのを見たことが有る。
数年前グアムのビーチで繋がれた犬がいた。やせ細り食べ物を与えても口に入れず、海を目視していた。
ライフガードは役所に連絡すると言ったので安心していたら、あくる日繋がれた紐もなく、砂浜に現れ、水へ入っていく。ライフガードがリードを持って駆け付けたが、無視して海へ入っていった。スーサイドと言いながら、ライフガードは犬の傍へ行くが、振り向かず静かに波の中に消えた。曇って季節風の吹く肌寒い日で、ビーチに居たのは数人、誰も寄り付かず遠目に見ていた。私はつらくなり、その場を去った。
野良犬は自分の去り際を知っていた。