自然薯を食す

昔、私がメンバーのゴルフ場で、寒いので暇なのか、所属プロがコースの土手を細い鍬で掘っていた。彼の目的は、野生した自然薯の掘り出し。
これは慣れないと素人には難しい。
葉っぱの形状や、むかごと呼ばれる実を付けた蔓をなぞって掘っていく。途中で下手すると、せっかくの自然薯を折ってしまうので慎重になる。
先日和歌山へ旅行した時、地場の農産物直売場で短形の自然薯が有ったので購入。
1kg で700円。かなりのデカ芋。
昨日、料理してみた。下半分を使用、上の大きい部分は次に回した。
皮をむき、卸す。相当粘っこい。ボールに移し、和風調味料、醤油、塩を少々、刻み葱、卵二個ほど入れ、かき混ぜ、油を引いたフライパンで焼いた。両面仕上げて、中プルプルのオムレツが出来上がった。
味はまあまあ、しかし形状がお好み焼きに似ていたので、お多福のお好みソースを掛けたら、そのまんまのお好み焼きになった。
次はシンプルに麦飯とろろご飯か、マグロの山かけ丼で食べてみよう。

この親子も自然薯が好物なのか、仕事は粘っこい。
LPGAの予選会で、軽々と予選パス。来年の全試合に参加できるようになった。

今回は母親がキャディでバックアップ。ラインを読むのは無理としても、それ以上の働きをしてくれたようだ。

とりあえず母親が傍にいるだけでも心強い。それどころか、娘への心遣いは、プロのキャディでも敵わない。

何気ないしぐさが、様になっている。大きなお世話だが、来年全試合に同行するのだろうか? 
勝みなみ、ご本人の意見を聞いてみたいもの…
しかし彼女、ルーキーイヤーで1 勝する可能性は大いにある。その時お母さんに、傍にいて欲しい。最高の親孝行をしてくれたのだから…

二週間、八ラウンドの試合をこなし、最終日ノーボギーは、誇れる勲章だろう。

目ざとい日本のスポンサーは、今から狙いをつけ、優勝グリーン上で勝みなみの肩に手を置いている自分を想像しているかもしれない。トヨタの会長さん、どうですか?