当事者しか分からない恐怖

今朝、グアムのリアルターからメールが来て、台風2号は過ぎ去ったが、断水と停電がづついているようだ。
ランチの後、グアムの台風関連の動画をチェックしていたら、イパオビーチが無残なことになっている。
人の背丈より高い「GUAM」の立て看板がバラけて転がり、ビーチ周りの立ち木は枯れ木のように葉が散って見るに堪えない。
かなりのダメージが予想されるので、これから復旧で忙しいだろう。
この台風、日本への上陸も予想されので、ここ数日間の動きに最大限の注意は必要…


しかし昨日は、風のせいで黄砂も吹っ飛び、大気はクリア、六甲山も阪神タイガースのようにスッキリ…

そんな訳で、堺浜へ漕ぎだす。

大阪と和歌山の県境、岩湧山も美しい

大阪湾のどん詰まり。台風が過ぎ去った後は、ここにゴミが集まってくるように設計されている。

台風でなくても、集まったゴミは定期的に、作業船の船倉に引き上げられる。

船に引き上げるのは、熊手の手作業。小型重機は船倉の詰め込み…

中国の自然災害は、台風よりも地震による地殻変動が恐ろしい。
「クラウディ・マウンテン」
中国万歳のプロパガンダも臭わないことはないが、それでもハリウッド製に負けないぐらいの仕上がりになっている。


中国西南部の山岳地帯、景観は美しいが山の内部は大昔の水の流れで空洞になっている。
そんな山並みの近くにトンネルを掘り、高速鉄道を通す…
しかしトンネル工事の終盤、地殻変動で山が崩壊する恐れに…
しかも山の麓には市街地が…

国家的事業は中止できないと、現場は対立
そんな中でも崩壊の兆しは起き、帰省バスが山津波に巻き込まれる…

工事関係者の対立も、最後は一致団結で解決…
こんな作品が創れるのなら、ウクライナ問題でも、率先して終戦に向けての話し合いに参加すべき…
と思うが、どこの世界でも、政治と映画の距離は縮まらない何かがあるようだ。
私はこの作品を鑑賞したことによって、中国を見る目が、少し柔らかくなった。