早い梅雨入りで、大阪も午後から雨予報。
事務所に居たら缶詰めになりそうで、慌てて外へ歩き出す。

南の空はまだ明るいが、風が強くなってきた。

アビコ大橋で折り返し、行基大橋方面へ…

ぽつぽつと雨が落ちてきたので、ガードを潜り右折、ツタヤへ寄ってみる。

レンタルしたのは「スナイパー コードネーム：レイブン」
ウクライナで数学教師をしている平和主義者、マイコラ。
侵入してきたロシア軍兵士に、妻を殺されウクライナ軍の訓練所へ入るが…

数多くのスナイパー作品を観てきたが、素人の男が厳しい訓練で、殺人マシーンに変わっていく辺りから、俄然面白くなる。
ロシアの民間軍事会社ワグネルのボスが、ウクライナ軍は地上最強の軍隊になると言ったが、復讐に燃える人間たちが武器を持ち立ち上がったら、寄せ集めの軍隊など問題にならない。

実話だし、現在進行形の戦争。
戦争が終わっても、暴力の連鎖は続き、不毛の戦いは終わらないだろう。
それが分かっていても、ウクライナを応援したくなる作品。
当然ウクライナが製作しているので、細部にわたり、戦闘の激しさ、訓練の重要さはひしひしと伝わってくる。

私はグアムの日本軍兵士の遺骨探しを手伝ってきたから、台湾有事で犠牲になるかもしれない日本の民間人や自衛隊員の遺骨探しは、政治家が作業服で、現地を這いずり回ることを願う。
そのためには、今から贅肉を落とし、着古した作業服、長靴、水筒などと不発弾で傷ついたとき用の救急キットは、ロッカーに収めておいて欲しい…覚悟があるならばの話だが…