アパルトヘイト体制下の南アフリカ

  脚力注入で堺浜へ漕ぎ出すが、既に雨雲は紀伊半島まで来ていた。まだ北の方角は薄雲…

強い南風は湿っていて霧雨混じり。長居は無用と復路へ入るが、向かい風になり、時速10kmがやっと。途中何度も止まり足をつく。

刑務所ではない。竣工間近の阪神高速大和川線の換気塔。
この路線は殆ど地下を走るので、巨大な換気装置が必要なのだろう。しかしこれだけ大きいと、換気装置に車が引き寄せられそうな気がする。現場見学をしたいものだ。

今は南アフリカの文字を観るだけで敏感に反応する。
ツタヤのレンタル棚にこのDVDを見つけ、借りてきた。五人の子供が、白人の悪徳警官に反抗し、成人になってからもアパルトヘイトに武力で抵抗するストーリー。
一方ラグビーはアパルトヘイトの象徴として黒人に嫌われていたが、マンデラは代表チーム「スプリングボクス」が南アフリカの白人と黒人の和解の象徴になると考え、白人キャップテン、ピナールを呼び1995年の自国開催のワールドカップを託す。そして白人、黒人の混成チームは見事優勝。
この経過はクリント・イーストウッド監督マット・デイモンの主演で「インビクタス/負けざる者たち 」で公開されたので、観た人も多いと思う。
明日は優秀な黒人選手も参加、お互い相手の手の内を知っているので、壮絶な試合になると思う。まさに武器を持たない命のやり取りと思って応援しよう。