頚反射(けいはんしゃ)

 昨日のレッスンで、初めての言葉を聞いた。頚反射の言葉の意味は分からなかったが、身体を動かしている時に何となく理解できた。
左右のボレーを処理する時、正面を向き球を追っていても、動体視力が追い付かない。打点は予測できるので、ラケットを動かしながら首は反対方向へ回す。上達してくると、首は自動的に腕と交差するようになる。
テニスだけでなく、ゴルフでもティショットを打ち、直ぐボールの行方を見ても、遠くへ飛ばせない。上級者の頭は下を向いている。
自転車でもカーブする時、身体はカーブする方へ傾けながら、ひょいと反対方向へ動かすと上手くいく。
要するに首と動かす部位を交差することで、強い力が生まれる…
と私は理解した。ホンマやろか…

レッスン後、雨上がりの大泉緑地へ漕ぎ出すと、森の中は春の匂いがする。

心地よい香りを嗅ぎながら、園内をポタリング

暖かいけど、晴天は続かず、来週は次の寒波が来るようだ

昨夜は、懐かしい名前が出ていたので「バグダッド・スキャンダル」を鑑賞。
ジャクリーン・ビセットは「ブリット」で、スティーブ・マックイーンの彼女を演じたので、かなりお歳を召されているが、今でも美しい。
ストーリーはイラクへ「人道支援計画」の名のもと、巨額のカネが、国連で不正に使われたスキャンダルを描いている。実話だそうだ。
カネが動けば、そこに必ず現れる害虫。IRでも現れたが、彼らの嗅覚は驚くほど鋭い。イランや北朝鮮の体制に異変が起これば、人道支援の言葉が舞い、巨額の金も舞うことになる。
それなのに、そこに住む人民に、平和が来ることは永遠に無い…
日本でこんな映画が創られないのは、国民にとって不幸だと思わないのかな…