曇りのちウロコ雲

 日本オープンゴルフ、最終日が観たくて、早めにノルディック・ウォーキングに出た。
心臓のリハビリに、バイクより歩きを多くしたが、上体も使うので、寝るのが早くなる。

曇りがウロコ雲に変わってきたので、月曜日は天気が悪くなるのを予想した。

歩きながら背後を見たら、後続者はいない。なんとももったいない、日曜の河川敷である。

アビコ大橋の上から、大和川上流を望むと、生駒連峰はスッキリ。
山の紅葉が進んでいるようだが、大泉緑地は来月半ばになるだろう。

遼くんが最終日ベストスコアで上がり、三位に食い込んだ。この調子が続けば、次の試合あたり優勝もあり得るか…

この日優勝したのは、稲森 佑貴。とにかくステディ、狙った所へボールを置いていく。
飛ばし屋などは、一緒に廻ると、イラっとしてスコアを落としていくことが多い。

最後の二ホールでスコアを崩し、逆転されて渋い表情の谷原秀人。今回は優勝して欲しかったが、苦労人だから、どこかでリベンジするだろう。
しかし谷原は、どうしてもこのタイトルが欲しかったはず。寡黙に耐える姿は感動する。

人間模様はまだ続く。河本力は三日目のパターで、出だしペナルティを宣告される。
落ち込んだはずなのに、それにもかかわらず、ローアマを幼馴染と一緒に取ったのは褒められてもイイだろう。
ペナルティは本人がルールーブックを良く理解していれば、避けられる話。
プロの試合には、審判も付いて回るので、疑問に思えば、訊けばよい。
しかしこのシーンは私も見ていたが、一度審判の指示にも従っていたように見えた…
もう一つ私の意見を言えば、河本のマーカーは、ゲームのチップみたいで大き過ぎる。
一セント硬貨程度なら、疑われずに済む…これもリスクヘッジだろう。
プロは曲がっても飛距離の出る選手は大成する。若いうちの失敗だから、これを糧に大成して欲しい。