体感したかった宇宙

 好天が続く。前日、土手サーフィンで遊んだ場所をトレースする。
ひと雨降れば、泥濘になるスロープ。

大和川右岸へ移動してくる。

振り返ると、生駒連峰がくっきり。いつも歩く舗装路は、災害時の復旧道路としても利用される。

アビコ大橋を渡る。

初冬と言うより、晩秋が似合う暖かさ。

この映像を見たら、どうしてもコレクション棚に手を伸ばしてしまった。

はやぶさ2」は、どんな冒険をしてきたのだろう?
想像するが、映画の世界でしか追いつけない。
再生したのは無重力空間「ゼロ・グラビティ」からサバイバルを試みる宇宙飛行士。

衛星の修理中に、飛来した宇宙のゴミで、事故に遭う二人。同僚は宇宙の彼方へ離れていき、残ったのは女性飛行士のライアンのみ。

いったんは死も覚悟するが…
凌駕する長廻し映像で、観る者を圧倒するが、はやぶさ2号も飛来物に衝突しなかったのだろうか?
野口さんが滞在する国際宇宙ステーションに、ゴミは衝突しないか心配になる。

難関を乗り越え、地球に辿り着いたライアン演じるサンドラ・ブロックは、湖畔の赤土を握りしめ、生き残った喜びに震える…
コロナ禍の今、この苦しみから解放された時、我々はどのような態度をとるのか興味深い。
そんなメッセージを送ってくれる傑作。

ps.そのサンドラ・ブロックは、宇宙の旅の淋しさに耐えられなくなったのか、五年つきあった恋人ライアンと、再婚するかもしれないニュースを今朝見かけた。