Xmas には傑作ハードボイルド

 昼過ぎまで、インドアテニスの最終レッスン。スライスの返球を何度も復習。
難しいが、数多く球を打てば、習得できそうな感じ。

帰宅してランチを摂っていたら、小雨が降りだす。寒そうな雨だ。バイクもウォーキングも取りやめ、ゆったりと入浴する。寒ブリの造りと八宝菜で夕食を済ませ、クリスマスに相応しい作品をコレクション棚から探す。
「ロング・キス・グッドナイト」「ダイ・ハード」しかしイブの夜はこれに決めた。
ラン・オールナイト
アル中の落ちぶれたマフィアの殺し屋が、息子のアクシデントで、ボスの息子を殺してしまう。当然ボスは、この親子を付け狙う事に。
親父の今までの仕打ちに反発しながらも、一緒に逃げる息子。
次々と背後に迫るボスの子分たち、ボスが買収した警官、ボスが雇った最強の殺し屋。
しかしアル中親父の、心も身体も覚醒する。
息子と家族を生き延びさせるには、自分しかいない。相手は勝手知ったる昔の仲間。
ドスを片手には健さんだが、リーアム兄さんは手慣れた拳銃。そして田舎の湖畔の別荘で、隠し戸棚のライフル銃。
一晩逃げ回った後の銃撃戦から、眼が離せない。

息子の嫁とも疎遠だったはずなのに、快くアル中オヤジを迎え入れる優しいヨメの態度。
家族愛と、一緒に組織を作ったボスとの最後の別れ。そして和解した時に訪れる本当の別れに涙。
キャスティング良し、監督良し、ロケーション良しの傑作アクション。