午後遅く、崩れる天候

 天気が良いと、布団干しをしたくなる。日曜は朝から温暖な気候。冬場は干す布団の枚数も多い。家人はグアムで踝を複雑骨折してから、重いものを持っての階段上り下りは危ない。そんな訳で、この仕事は私の役目になる。
午後遅く大和川左岸堤防へ漕ぎ出す。

普段は、滅多に出会いの無い通行人を見かける。日曜は籠るより外へ出た方がイイ。

少年野球も、父母参観で賑やか。寒いのか焚火の匂いが漂ってくる。

私のお目当ては土手サーフィン。右斜面から始めた。

土手の表面は、ややウエットで、漕ぐのに最適。

左斜面でも試す。

漕いでいる内に、気持ちが和む。やはりバイクに乗るのは、精神安定には役立つようだ。

しかし広場は、まだ先日の雨水が消えていない。かなりタイヤが沈み漕ぎにくい。

しばらくすると、雲が出て冷たい風が吹き始める。

ローディも速度を上げ、帰路に向かっているようだ。

私も降り出す前に、引き上げることにした。

昨夜鑑賞したのは「プライベート・ウォー
戦場で取材中に被弾して、片目を失った戦争ジャーナリスト、メリー・コルヴィン
ロザムンド・パイクが迫真の演技で魅せる。
女性の戦争ジャーナリストは、CNNでもしばしば見かけるが、その勇敢さと、卓越したモノの見方に感動することが多い。
中国でCNNのニュースが、新型コロナで家族を亡くした人の取材シーンを流していると、突然テレビ画面が止まってしまった。
日本のジャーナリストは、このような取材をする意欲は無いのだろうか ?
眼は左右見えるのに、片目の人にも負けるのは、ジャーナリストの精神を捨ててしまったとしか思えない。先輩には開高 健という素晴らしい人がいたのに…