車検にマッタ!

 家人の車が車検なので、営業マンが引き取りに来た午後。
「これは通りませんで」の一言。タイヤがすり減り、とてもじゃないが車検はパスしないと言う。
私はコンパクトな車が嫌いで、めったに家人の車に乗らないし、乗っても助手席のみ。普段は気にも掛けない。そんなわけで無関心な私は、タイヤをしげしげと見て驚いた。確かにタイヤ溝が無くなりかけている。仕方ないが、タイヤ交換しか方法はない。
「これはコンチネンタルの、ランフラットタイヤなので、ウチで替えたら、とんでもなく高いですよ」営業マンのキツイ追い打ち。ランフラは空気圧がゼロになっても、所定の速度で一定距離の走行が可能なタイヤで、パンクしても応急処置が不要のため、タイヤ交換せずに安全な場所まで車を移動できる。
しか~し、もう一つの手があった。
ラジアルタイヤに交換して、パンク修理キットを車載しておけば、車検はパスする。
車で15分ほどの、タイヤショップへ家人の運転で出かけた。
価格もかなり安くなるはず。スタッフが即見積り。ラジアルタイヤ四本、パンク修理キット、タイヤ保険二年間、もし一本でもパンクしたら、四本全部新品に交換のお得情報。
さすが「タイヤの〇〇」 純正品をディーラーで入れるより、五万円以上安くなった。

二階の待合室で作業を見守ると、ミシュランタイヤの在庫があったので、一時間も掛からず完了した。これからは家人の車も、時々は看る必要がありそうだ。

雨の予報だったが、降り出しそうにないので、帰宅後ルーティンの時間は少なくなったが、大和川左岸へ漕ぎ出す。

阪神高速がトンネルになっている堤防に、児童公園が造られているが、法面にハニカム形状のフェルト製の土留が敷かれ、その上に真砂土が被せられている。
表面が落ち着いたら、芝を張るのかもしれない。

夕食後は、グラミー賞をチェック。新人賞を獲る歌手は、いつも初々しい。

スタイリスティックスが出てきた時ほど、このグループにインパクトはなかった

トラックの運転手などは、朝からカーラジオでカントリーを聴き、景気を付ける。
この歌手も人気が出そう。

お人形みたいなテイラー・スウィフト。トランプ元大統領はお気に入りだったそうだが、彼女は歯牙にもかけなかった。

アメリカのアワードで感心するのは、亡くなった人への追悼を忘れないこと。
ライオネル・リッチーが切々と歌い、涙腺が緩む。

アーティスト全員がマスク、カッコいい。

ビヨンセも新人の横に立つと、姐御に見える。ここで私も眠気をもよおしてきた。