メイストーム

 前日に続き、同じような荒れた天候。晴れたり曇ったりの中を歩き出す。

バイクを漕ぐような日でないが、風がなくても草地でヤブ漕ぎをするのは、ためらわれるほど伸びてきた。

大和川左岸へ上がってきた。野球小僧たちも、前日に懲りたのか、練習をしていない。

歩いている人もいるが、一人で黙々と…
帰宅して入浴していると、雨が降ってきた。前日と同じパターン。

昨日のプロゴルフ競技、男女ともベテランが勝利した。こんな荒天では、やはり経験と学習能力が成績に表れる。私も経験あるが、風のない雨天より、晴天でも強風の方が難しい。


夕食後鑑賞したのは「ブラックホーク・ダウン
何度も観ているが、久しぶりだ。
国連の救援物資の食料を分捕り、それを武器に民兵を飼いならす独裁者を討伐するのに、アフリカ、ソマリアに投入された米国特殊部隊の苦戦を描いた実話。
作戦は隠密に数時間で終わらせるつもりが、ヘリは撃ち落とされ、援護も表立ってできない状況。現場の兵士は勝手が違い、大勢の負傷者と死者が出る。
もともとこの作戦が必要だったのか…、映画はそんな事はお構いなしに、戦闘の激しさをドキュメンタリータッチで描きだす。
民兵に捕まったパイロットに「アメリカは民主主義のために来たのかもしれないが、われわれが負けたとしても、戦争は続く」とウソブク民兵幹部。
なんか中国のリーダーも同じような事を喋っていたのを思い出す。
キナ臭い台湾海峡と、何とかしたいミャンマー軍政府。しかし世界の警察官を辞めた米国に、出来ることはあるのだろうか?
20年前の作品だが、未見の人には、巣ごもり中に見るのも、憲法を考えるのに良いかもしれない。