真夏の夜の悪夢

ペロシ議長台湾到着で、しばし大騒ぎだったが、しばらくは中国の台湾いじめも続くだろう。中国が大騒ぎするのも当たり前で、大統領継承順位は、バイデンさんの次が副大統領のハリスさん、三番目がペロシさん。
彼女がもっと若くして大統領になっていたら、少しは今の情勢と変わったかもしれない。
今回米国の様子を観察していたら、微妙な動きをしていた。
それはペロシさん出発の少し前、反米テロ組織・アルカイダの指導者、ザワヒリ容疑者がドローンで爆殺されたニュース。
私はすぐに「ゼロ・ダーク・サーティ」を思い出し、コレクション棚から、このDVDを引っ張り出し再生する。ザワヒリ容疑者の師匠格にあたるビンラディンを襲撃殺害した作品。


今回のドローンで爆殺事件も、たまたま容疑者が集まっていたのではなく、以前から彼らをマークしていたCIAの準備万端が整い、バイデン大統領がGO! サインを出した結果と分かる。

高校出の経験浅いCIA分析官マヤは、拷問にも立ち会う

コツコツと小さな情報を集め、確信へ迫っていく。

CIA長官を交えての会議。幹部たちはビンラディンの存在にまだ疑いを隠せない。

CIA長官は、マヤとの何気ない会話から、事実を悟り大統領へ報告する。

兵士が持ち帰った遺体を検分するマヤ。

敵地で身分を特定されるのを危惧、すぐに本国へ送還される。

結果は出せたが、喪失感が襲いこれからの生き方に思わず涙するマヤ。

今回のドローン爆殺事件も、容疑者のDNAは確認されていないし、暴力の連鎖はまだ続く可能性は捨てきれない。大統領の中間選挙やペロシ議長の政治的レガシーもからめ、米国の闇は日本にも被さってきそうだ。