美女と人食い爺

予報で気温も高くなると分かっていたので、事務所の掃除に取り掛かった。
ブラインド、ガラス窓、網戸をクリーニング。息子も手伝いに来ていたので、二階の居室部分も同じように仕上げる。
疲れたが、天気もいいので外へ歩き出す。

90分程のウォーキングだが、切り上げて帰宅した。

ハンニバル」は原作も読んでいたので、冒頭の魚市場でのガンファイト映像を期待していた。作者のトマス・ハリス、アクションはこういう風に書くのだ、と言うようなお手本。
真似して書けるものではないが…
しかしこの映画の監督、リドリー・スコットは、見事に期待に応えてくれる。
FBIのクラリス・スターリング捜査官を演じるのは、前作のジョディ・フォスターから変わり、ジュリアン・ムーア。少しポッチャリ系だが芸達者。

魚市場で麻薬組織グループを襲撃するが…思わぬ事態に。

ボスは子持ちのママギャング。

赤子は救ったが、仲間にも犠牲者。結局作戦は失敗に終わり、局内で非難の的に…

漫画みたいな映画が多い昨今、久しぶりにこんな作品を観返すと、良質の小説の様に、行間から面白さが湧き出てくる。
 ハンニバル・レクター博士は アンソニー・ホプキンス以外に考えられないし、一応FBI上司のレイ・リオッタは、気色悪い男を好演。しかし残念なことに今年亡くなった。
監督の好みかもしれないが、美しい情景に引き込まれ、最後のシーンまで眼が離せない。