懐かしい顔
大阪は雪かきの苦労はないので、昨日は今年最後の屋外テニス。
しかし琵琶湖の北で降っている雪の影響か、ゲームをしてないと、やはり寒い。
今年も元気に、何とか乗り切ったメンバーさん。
昨夜は気になっていた録画を再生する。
1969年夏、ウッドストック・フェスティバルが行われていた場所から160km離れた、
ニューヨークハーレム、マウント・モリス公園で開催されたハーレム・カルチュラル・フェスティバルのドキュメンタリー。
数日にわたり30万人の黒人たちが集まった音楽フェス。
驚いたことに半世紀の間、地下室の倉庫に眠り、表に出なかったフィルムが公開される。
当然スティーヴィーも若い。
マックス・ローチのレコードジャケットを机の前に貼っていたのは私。
マイ・ガールが大ヒットのモータウンの人気歌手、デイヴィット・ラフィン。
ゴスペルを唄うマヘリア・ジャクソン
圧巻はニーナ・シモン
人権を抑圧された黒人の辛さを、跳ね飛ばそうと力強く熱唱。
1969年と言えば、アポロ11号が月面着陸、人類が初めて月に降り立った年。
ハーレムでは貧困な黒人が、宇宙へ行くお金が有るのなら、こちらへ回せ! と叫んでデモをしていた。
あれから50年以上経った今も、アメリカの人種差別はなくなっていない。
しかしアーチストの頑張りは、無駄ではなかった。
これからの50年も、民主主義は毎日の努力なしには、育たないのをアメリカの黒人が、一番よく知っているのかもしれない。
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