選挙で儲ける田舎の人

少し風はあったが申し分ない好天。
堺浜へ漕ぎだす。

ボートのオーナーも辛抱できなかったのだろう、大阪湾クルーズを楽しんで来たのかも…

ボートの操船で怖いのは、薄暗い曇りの日。空と海の色が一体になり、空間の感覚が鈍くなる。汽笛と見張りを怠ると、湾内では衝突事故の原因にもなる。
座学と実習で習ったことを思い出した。

給水タイムが終わり、復路へ…

ビーチの海水が澄んでいたので寄ってみた。

気温が高ければ、泳げそうな気配。グアムのイパオビーチへ連れて行けと、家人がゴネている。航空運賃の様子を見てからと言うと、プーとふくれていた。難儀なオバさんだ…

啓蟄になると、動き出すのは虫だけではない…ホンマや

アメリカの大統領選挙でも話題になる「スイング・ステート」
選挙地図では、赤と青に塗り分けられ、票が拮抗するウィスコンシン州などは、両陣営の候補に力が入る。
小さな田舎町の町長選挙でも、それは変わらない。
殆ど共和党の支持者で固まる町に、民主党候補が立候補、大騒ぎになる。
民主党候補にはプロの選挙運営者が現れ、入れ知恵、負けじと共和党の現職にも女性プロが付く。互いに寄付集めに奔走、町のインフラ予算をはるかに超える金が集まった。
果たして勝つのはどちら ?

小さな田舎町では、両方とも顔なじみで友達も多い。
そして両候補者が練った作戦は…

選挙に多額の資金が要らなければ、もっとましな候補が現れてくると思うのは日本も同じ。この町の参謀は、選挙のプロもマスコミも手玉に取り、最良の結果を勝ち取った。