心が洗われる

午後から天候が崩れる予報…
早めのランチの後、堺浜へ漕ぎだす。

スコットのバイクを、孫の中坊に贈ろうと思うので、調子を診に漕いでみた。
タイヤを交換輪行袋も段取りしてやるつもりだ。

給水して復路へ…

見知らぬ若いローディが挨拶する。中坊も、こんな若者に育って欲しい。

珍しくMTBに乗った若者とすれ違う。バイクの形状から、本格的だろう。

「アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台」
予備知識なしで見始めたので、囚人モノの脱獄映画と思っていた。

仲間を集め、ボスが脱獄の段取りを仕切っているのか…
しかし会話は、「ゴドーを待ちながら」とか不条理とか、囚人には難しい。

しかし観終わって、涙腺が緩む。実話だそうだ。
売れない俳優が演出家となり、刑務所の囚人舞台参加のワークショップを始める。
最初は意味の分からない囚人たちも…私もだが…
稽古を始めるうちに、何となく雰囲気が分かってきた。
そして刑務所外での公演にもたどり着き、話題になる。
反響の大きさに、大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。
果たして最終公演の出来は…

しみじみと、心を洗われる作品でした。