ラスト・デイ

午前中、土産物を買いにROSSへ行き、Tシャツ数枚仕入れる。
その後ビーチで最後のシュノーケル
顔なじみのライフガードが、繁々と私の身体を眺め、ローカル色や、とイジられた。
次、いつ来るのか?聞かれ、七月ごろと応える。
気のいい男だ。握った手のひらは分厚く硬い。きっと副業も肉体労働なのだろう。
時間が迫ったので、Kマート傍のGSで燃料満タンにし、空港のレンタカーショップへ車を返却する。
飛行機が数社同時に到着したのか、出口やレンタカーの窓口は混雑。
おおかた韓国人ばかり。それも子連れが多い。


空港には在住日本人の知り合いが迎えに来てくれたので、
一緒にグアムのファミレス、キングスで夕食をご一緒した。
皆さん高齢になったので、どうしても健康の事が話題になる。
グアムで暮らして困るのが、医療費が高いのと、それに伴う技術が不安なこと。
外国で普通に暮らすのは、歳を取るにつれてデメリットも増える。
これはグアムに限らないと思うのだが…
慰めの言葉は喉まで出かけるが、自分の身に置き換えると、言わないほうが良いだろうと思い、ほほ笑むだけで終わる。
しかし別れ際に、皆さん健康で長生きしてください、としか言えず、宿へ戻った。
明日は午前中に関空に着く。
久しぶりに、カツオのたたきでも食うことにしよう。