ドライビング・バニー

私が日焼けしてると言って、暑さに強いわけではない。
堺浜へ漕ぎだすのを止め、大泉緑地へ…
でも着いたとたんに喉が渇く

木陰はやはり漕ぎやすい

しかし公園内も人が少なく、寂しい感じ

借景に写り込む釣り人も見えない

夏休みなのに子供もいないので、スイスイと漕げる

しかし撤収して、公園を出るのは娑婆に戻る気持ちだった

録画棚から再生した「ドライビング・バニー」
タイトルだけだったので、マフィアものと勘違い
ストーリーは、夫の子供に対する虐待で、夫を殺し、服役後里親に出した子供を取り戻したい母バニーの物語。
しかしその為には、住める自分の家が無ければ許可が下りない。
稼ぐために違法の路上洗車、違法の住所登録、おまけに継父からセクハラを受ける姪を助け出し、さまようバニー。
数々の軽犯罪を犯しながらの生活は、一見鬼ママに見えるが、低血糖を理由に、お上から500万円騙し取り、娘を絶食させる鬼ママと比べれば、バニーを応援するのは自然の理。
日本でも法と現実の狭間で苦しむ母親は多いはず…
だからどうした?…では見過ごせない。
暑い夏の夜、扇風機だけで観ていたら、背中は汗でぐっしょり、尻にはアセモ…
でも舞台は、ニュージーランド。世界はどこでもこのような問題があると認識する。
政治のしわ寄せは、弱い所へ向かっていく…
責任者出てこい !…ではなく責任者に観て欲しい作品。