カッキーン…

 帰宅して知ったのだが、昨日の全国観測値ランキングで、堺市が日本一になっていた。13時51分に39.7℃ カッキーン…だ。
この時、私は堺浜に居た。普通と違う光景にシャッターを押す。
空気は澄み、ほとんど無風で波も無し。しかし湾全体が、金箔を透かして見るような感じ。
映画ターミネーターで、核戦争直前の光景を思い出していた。

暑かったが、前日と同じ程度と思っていた。展望テラスに着くと、夜の花火で遊んだ残骸が残っていた。まとめていたので、確信犯だろう。車で来たはずだから、車に積んで帰ったらいいのに…
いずれ風に飛ばされ、そこらに散らかることになる。
海外のサッカーの試合で、日本人サポーターは、ゴミを片付けて帰る。花火の残骸を置いて帰った人は、そんな情報は知っていたかもしれないが、ここにゴミ収集車は来ない。

堺浜にトレイルらしきものは無いが、芝の上を走ることで、少しでも感触を忘れないようにペダルを踏む。

氷を詰めたボトルは、とっくに温水に変わっていた。昔の台風は、通り過ぎると青空に戻り、空気が入れ替わり清々しくなったものだが、今はいつまでも天気がぐずつき、スッキリしない。
オリンピックは成功するのだろうか?