タフガイ

 バイクで連日DDH(土手ダウンヒル)をしていると、歩くとどうなるか試してみた。直滑降は難しいが、斜めに降りる時、軸足でない方の足の向きを変えてやると、スムーズに動けた。

直登は易しいが、斜めに上るには先に出す足の角度を変えてやるとスムーズに上れた。

試行錯誤しながら、吾孫子大橋の手前から、大阪市立大の端まで、ジグザグに土手を登り下りする。インディアンサマーには暑過ぎる温度で、背中に汗がこもる。
川沿いの舗装路から、怪訝そうに立ち止まり、こちらを見ている人もいた。帰ろうとして、刈り取った草の上に立った瞬間、坂を滑り落ちた。バイクの時は、要注意だ。

アクション映画の主人公は、おおかたタフガイと決まっているが、
「フレンチ・コネクション」で、NY市警の刑事ポパイほど、インパクトを感じた男を知らない。
47年前公開され、アカデミー賞5部門受賞

2部では、犯人を追ってマルセイユに乗り込んだポパイ刑事は、犯罪組織に拉致され、麻薬を13日間打ち込まれ、路上に放置される。そこから懸命に立ち上がり…
ジーン・ハックマンの鳥肌モノの演技は、その後次々と現れる刑事映画の原点になった。
監督も俳優も、最初に創った人はエライ。劇場から数えて10回以上は鑑賞しているが、最近WOWOWで放映。
まったく昔と変わらない感動を、与えてもらった。