快適? 自動化ゲート

 昨日の早朝、四時半ごろベランダから空を見ると、タモン湾の上に満月が輝いていた。

グアム空港に着いたのは五時。チェックインのチケットを見ると、
TSA Pre ✓®(TSA事前審査プログラム)の印。
ヤッター、と内心喜ぶ。TSAのマークが印刷されていると、出国審査は、一番端のレーンで受けられ早い。しかもセキュリティチェックで、靴も脱がず、バッグからパソコンや鍵類も出さずフリーパス。X線検査と金属探知機が済めば、キオスク広場へ。
ここは前回、航空機の遅延で野宿しそうになった場所。その時は日本人四名だけだったが、昨日はいつものように混雑していた。
コーヒーを飲んで時間を潰す。
離陸は定刻。機内は満席に近い。感心したのは多分、90近いお婆さん。ヨチヨチとトイレへ通うが、この歳でも海外旅行が出来るのに心強く感じる。
しかし関空へ着陸寸前、CAも席を立たないのにトイレへ。付き添いは居たようなのでトイレタイムは事前に取り、ここは注意して欲しかった。
関空の入国審査。パスポートを二月に更新し、写真もマッサラ。例により自動化ゲートで顔認証の前に。しかし、しかし、13日間通ったイバオビーチでの日焼けで、人相が変わったのか、機械が受け付けない。
最後は、またしても別室で審査官に判を押してもらう。
10連休で海外へ行かれる方も多いと思うが、歯痛で頬を腫らしたり、波乗りでリーフに激突負傷した人は注意。
自動化ゲートは出国や入国の記録が残らないので、日付が欲しい人はその都度、別に審査官にお願いしないといけない。
ここでチャンスを逃すと、後で必要になっても面倒な手続きが続くので注意。
しかしこれって、浮気旅行をする人は便利。関空を出入りした記録がパスポートに残っていないので、嫁さんにバレる恐れがない…と思いきや、グアムの入国審査スタンプは押されるので、この辺の釈明が出来る人にはラッキーかも…