ツツジ通り抜け

連休の終わりと共に終了した、浅香山浄水場のツツジを見に行った。散歩をする人がパラパラで、静かになった。
今朝の日経新聞「私の履歴書」で、橋田壽賀子さんが終戦後の混雑を、列車の網棚に子供が寝ていたと書いている。
私も見たことがあるし、中学の修学旅行は列車の向かい合わせシートの間に板を敷き、ベッド代わりにしていた。
長崎から博多まで蒸気機関車の夜行に乗れば、鼻の穴から耳まで薄黒くなり、髪の毛は粉じんの臭いで染まった。
そんなトラウマが、私を静かな場所を好むようにさせたのかもしれない。

日頃から手入れしているので、この十日間ほどに見事な花を咲かす。フェンスの奥が浄水場になっていて、通り抜けは期間中許可される。


久しぶり大和川左岸を走り堺浜へ。みんな職場や学校へ戻ったのか、見かけたローデイは3,4人ほど。

夕食後、録画棚に残っていた気になる一本を再生。
いつも頑張り屋さんの、シャーリーズ・セロン。この映画でもソバカスにスッピン模様の特殊メイクで迫真の演技。たまらんねこの女優。すごい、すごい…、観終わって思わず「アトミック・ブロンド」のアクションシーンを再生する。
ふと是枝監督は、この映画観たのだろうかと思う。
万引き家族」を二日前に観ていたので、「モンスター」を参考にする所があったのではないかと…
大きなお世話だがそんな事を考えた。