熱暑のウォーキング

 雨上がりで無風、体感温度40度近い。
最初に、PICホテル近くのトーチカに手を合わせ歩き出す。

豪邸の外から口笛を吹く。いつものように暑い中、起きてきたドーベルマンがこちらを観測。私を見て興味を示さず、姿を消す。彼の好みは小学女子。
塀を境に、ボール投げを続けなければ啼いておねだりする。

いつもは混雑するアウトリガー前のビーチも、閑散としている。

漁師の網の中はモロコで一杯。フライや酢漬けにするらしい。

5kmも歩けば、卒倒しそうだが、時々海に入り体を冷やす。

マタパンビーチのライフガード詰所。ここのライフガードが、イバオビーチへ応援に来ていたが、私の目の前で、シュノーケルが外れ溺れかけた男性を救助した。家人はその行為に感動し、アイスボックスからリンゴを取り出し、ライフガードをねぎらった。
私たちも彼を数年見守って来たので、レスキューの仕事の厳しさを知っている。間に合わなかった時、親族の号泣は今でも耳から離れない。
でも公営ビーチでのレスキューは、機能していると見ていいだろう。