涙をぬぐうライオネル・リッチー

 台風被害で二日間も停電の千葉。インフラは強いと思っていたのに、ここはアフリカ…
去年の今頃、大阪府民もそのように思っていた。異常な暑さで、堺浜へ漕ぎ出すのは止め、大泉緑地でポタリング。私と同じ思いをするのか、ローディグループが、木陰で涼んでいる。

それでもホルダーの凍ったボトルは直ぐに溶け出し、フレームを濡らす。しかしこれがヤッカイで、汗やボトルの水滴は錆びの原因になる。小まめに拭き取るか、専用のボトルに冷えたドリンクは入れた方がイイ。

今週の新アメリカン・アイドル2も面白かった。イチゴ農園を引き継いだ兄弟の一人は、どうしても歌手になりたい。

声もルックスもカントリー向きで、次のステージへ

この17歳の女子高生は、脳腫瘍で視力が弱り、杖を突かないと歩けない。学校では蹴られたりイジメに遭うも、歌唱力は抜群。

彼女の歌を聴いてる途中から目頭を拭う、ライオネル・リッチー

最後に登場したこの青年。音楽はすべて独学、独特の指使いでギターを奏で、ピアノも達者に弾く。審査員全員が、チャンピオンになる可能性が大きいと…

この番組の面白さは、ユニークな参加者の経歴やスキルの高さに加え、三名の審査員の話術に魅せられる。
日本にも歌番組の名司会者に、宮田 輝アナがいた。この人たちに共通するのは、歌う人のバックグランドを掘り起こし、番組を単なるオーディションに特化せず、人情劇に仕上げている所だ。
次週も待ち遠しい私。