何か似ている…

 テニスレッスンが終わり、時間が空いたので大和川堤防へ漕ぎ出す。左土手の上は、石川サイクルロードのアプローチなので、休日にローディは多いが、連休の狭間にライダーの姿は見えない。

大和川左岸に移動し、雑草の上を走ってみる。暑いが空気が乾燥していて気持ちがイイ。

この映画を何度か鑑賞するが、製作総指揮までしたスティーヴ・マックィーンの気持ちが理解できなかった。
この時は既にガン末期なのに、常にトップを走り続けたアクションスターが、なぜ最後にこのように地味な作品を創ったのか
かつて西部劇は、原子爆弾の開発で、実験に使用された砂漠がロケーションになることが多かった。当然主役は、数か月滞在することになる。放射線に照射される時間も多かったはず。
マックィーンはその事を公表したかったが、言葉でなく映画で表現したのではと思う。栄光の座からこんなにボロボロになったのは、原爆実験の影響だと…

話は変わるが、小泉進次郎は環境大臣として、今から泥水を呑む覚悟だろう。結果はどうなるか分からないが、政治の世界は、刀を持たない喧嘩と同じ、生きるか死ぬかの戦いになる。
順調に思えた彼の将来が、福島の扱いでミソを付けると、ボディブローのように効き始め、最後ボロボロになるのなら、マックィーンの生き方とダブることになる。私が気に掛かるのはそこなのだが