Ⅰ号線マリンドライブを北へ向かい、ジーゴ地区へ入る。
土曜の朝なので、アンダーセン空軍基地へ向かう車は少ないのか…

やって来たのは広い敷地に、一軒家が立っている。
敷地の周囲には南の島にしては珍しい立樹も…

ここは平和寺と呼ばれ、南太平洋戦争で戦死した日本軍兵士を慰霊している場所。

お寺の内部には、修学旅行生が奉納した千羽鶴が並べられ、情操教育の一環とみなされているようだ。

ブーゲンビリアは、今朝のスコールで、雫が美しく輝いていた。

グアム訪問時には、必ずお参りする場所だが、機会があればボランティアで、清掃活動も何度か参加していた。
グアムの日本人戦没者は20,000人以上。その内9割の遺骨が、まだ見つかっていない。
米国の意向か、日本政府は動こうとしない。
理由は今さら基地を、掘り返すことはできない…、ジャングルで探すのは難しい…
探さない理由を探せばキリは無い。
しかし米軍には作業日誌が残っているはずで、集団埋葬された場所は分かるはず。
「御免なさい、今回も何のお助けも出来ませんでした」と、謝るしかなかった。

そんな訳で、いつも誰かが、そっと立ち寄る場所でもある。

ここに立つと、霊感の強い人は、大勢の兵隊さんがにこやかに迎えてくれてたと言う人も少なくない。

お参りを済ませ、マリンドライブに出ると、スコールの雲も消え、お出かけ日和になった。

終末のイパオビーチ、ローカルの子供たちも集まり、賑やかになりそうだ。

午後遅く、ビーチを撤収してスーパーへ寄った。
断酒中で酒コーナーに興味はないが、日本より若干高い。しかしこちらのウイスキーは、750ml,日本は700ml　この違いは誰が儲けている?
やはりまだ、私は酒に興味がありそうだ。

朝食の必需品、ヨーグルト。以前は1ドルを切っていたのに…美味しいから止められない。

リニューアルしたスーパー、マイクロネシアモールのペイレス。
興味津々で観察した。肉売り場が充実して広くなった。　

牛の部位でも美味しいところ。ショートリブ三枚パックで、12.6ドル。
イオンでは手に入らないので、夕食にレアステーキにする。
隣の魚売り場には、熱帯魚のグルクンも並んでいた。

肉は一旦宿へ持ち帰り、冷蔵庫へ入れ、再び外へ…
昼食にフーディズのホットドッグとヌードルスープをテイクアウト、ビーチへ持参する。

ウエスティン前の坂を下り…

観光客もまばらなホテルロードを抜ける。

イパオビーチへ到着。韓国のファミリーが、引き上げるところだった。

海面下のサンゴ礁が浮かび上がるほど、透き通っている。

シュノーケルで沖へ出てみる。

ゴーグルを外すと、塩辛い海水の洗礼を受けた。

三時前にビーチを撤収、アガナショッピングセンターへ向かった。

昔はここにもスーパーのペイレスが入ってたが、今はROSSに衣替え。
アウトドアのアパレルを探してみるが、ワークマンの方が品ぞろえは豊富。
しかしこの地区は、南方面からのローカルが買い物に来るから、貴重な存在だ。
そして官庁街と新しい店舗も増えている感じ。

朝のスタートは、ローカルにも観光客にも人気のプレミアアウトレット、
ロスドレスフォーレス、通称「ROSS」から始まった。
シューズやＴシャツを数点購入。
日ごろは混雑するレジも、数人しか並んでいない。五分でパス…
ビーチへ行く途中、東京マートで昼食の弁当を買い込む。

TVの天気図では、グアムの周囲に雨雲は無い。好天間違いなし。

ヒリヒリするような暑さに、シュノーケルで癒すが、午後遅くまで体がもつか…

海水は澄み切って波も穏やか

海から上がると一服、皮膚が乾くと、再び海へ…その繰り返し
何のことはない、焼き鳥モード…

74歳の家人も、横に座っている女性ミリタリーに負けないほど泳ぐ。

結局、三時前にビーチを撤収。前日のペイレス、通称オカペイで買い物。

ここは通い慣れているので、買い物がしやすい。
肉コーナーをチェック。

これなんか育ち盛りの男子高校生には、喜ばれるだろう。

家人はお買い得コーナーから、ミントのジャムを見つけてきて得意になっていた。

グアムに通い出して20年以上。パスポートのスタンプは30個を超えている。
今はスタンプが必要なければ押さないが、窓口へ差し出すと気持ちよく押してくれる。
昨日は朝一でKマートへ。
私はサングラス、家人は水着を購入。昼食用にピザを二切れ買って、カード決済にすると、数回通しても反応しない。
その都度ピンナンバーを打ち込むので、スキミングされてるのでは…勘ぐってしまう。
店員は時々壊れますとか言っていたが、隣の機械を通すと問題なかった。
日本ではありえないが、グアムあるある…なのかもしれない。

少々気分を害したが、ビーチに到着すると、一度に気持ちが晴れる。

正面の断崖絶壁の頂上が「恋人岬」

PICホテルに干し物が翻っていないので、お客が極端に少ないのだろう。
ここは韓国とロシアの観光客が多いのだが…
こんな場所で海水に浸かると、イイ湯加減としか感じない。
ミネラルが皮膚から浸透し、内臓まで癒される感じ。
長年グアムへ通う意味もここに有る。

普段は順番待ちになるほど人気があるのに…
みんなイースター疲れなのか?

普段は狭い水際が人で埋まって、通りにくかったのに…

ヒーチから引き上げる途中、スポーツショップへ寄ってみた。
GIANTバイシクルの専門店なので、価格をチェックする。
ハードテールはリーズナブル

フルサスも安い。そんな訳で、グアムでもぼちぼちローカルが乗り出した。
しかし街中で乗るには、危険なのは間違いない。

今日はオカ地区のスーパーペイレスへ。出入り口の分別ボックスが可愛らしい。

甘いの大好きなローカル。しかし近頃は甘さ控えめも人気だそうだ。

今は断酒しているので、以前ほどアルコールに執着しないが、ビール瓶は眺めていても楽しい。

暑いところで暮らすと、ピクルスが美味しい。特にキュウリは大好物。

こちらの100円ショップ…と言っても200円ほどかかる。
家人は在庫品をチェックに入っていったが、私はパスして外で待つ。　

宿に戻るところだが、ローカルは仕事や学校で頑張っているのだろう。
日本人観光客が訪れるのは、来月8日以降か…
ビーチの寂しそうなライフガードには、そのように伝えておいた。

混んでいるとは聞いていたが、国際線のセキュリティチェックに並ぶ人が多過ぎる。
通路をクランク状にテープを張り、人はいったり来たりして、やっと金属探知機のボディチェックにたどり着く。

九割以上がアジア人でも、顔は日本人に似ているので、言葉からそれと分かるくらい。

税関を抜けると、途端に寂しくなる。
いま時グアム行きなど、まま子扱いで、シャトルに乗らず、延々と長い通路を歩かされ、端っこの搭乗口へ…
当然機内も、ローカルが20名足らず。日本の観光客はさらに少ない。
乗客が少なかったせいで、飛行機も速度が出たのか30分早くグアム国際空港に到着。
レンタカーも待つまでもなく、すぐに空港を後にできた。

ホテルに着き、荷物を整理すると、家人の運転でスーパーへ食材の買い出しに…

まだ観光客の姿はまばら

ホテルロードを抜けるが、工事もなく、スムーズに走る。

ウエスティン前の坂を登り、向かった先は…

マイクロネシアモール傍の、リニューアルして間もないスーパーのペイレス。

規模はイオンの食品売り場ほどだが、活気はイオンが断然活気がある。
夕餉にリブステーキ用肉を買い、ホテルで焼いた。肉のコスパはこちらが上だ。