二週間ぶりのインドアレッスン、しかもコーチと二人だけ。今回はタッチの練習を重点に教えてもらった。道具を使うスポーツはゴルフも同じだが、力いっぱい振ってもボールは思うように飛ばない。
柔らかいタッチ、しかしこれが難しい。コーチは何度も同じことを繰り返し指導してくれるが、10%も納得のいく打ち方は出来なかった。受付の壁に気を引く張り紙。
「スクール生は、平日 9.30～16.00 までならコートが使い放題で
月額 4,000円」
これなら月曜から金曜日まで週五日、月に二十日通って四千円。
一日二百円。やすー!　サーブの練習だけでも、元が取れる。
申し込みを決心する。

遅めのランチを摂り、大和川堤防へ。土手を下り、砂利道を登るエンドレス周回。と言っても喉の渇きで、飲酒タイムが近づいたと身体が知らせる…疲れて帰宅した。

閑話休題。スポーツ番組で忙しかったが、オーディション番組
「新アメリカン・アイドル2」はしっかり録画していた。
上位でパスした応募者はハワイで再び審査。
会場になるコオリナリゾート、実は私は行ったことがあった。
初めてのハワイ旅行、飛行機を降りた集会所で、リゾートホテルの会員権販売に出席すると「プライベートビーチが無料で、記念品も貰えます」のスピーチ。釣られて家人と送迎バスで連れて行かれたのがこのホテル。主催者は売るのに必死だったが、私の目的はプライベートビーチで泳ぐこと。
確かにプライベートで、竣工したばかりのホテルと弓形ビーチを、ローカルは柵の外から眺めていた。ちなみにグアムにプライベートビーチはない。波打ち際から数メートルはパブリックなので、誰でも歩く事は出来る。しかしPICホテルは、我が物顔に猫の額ほどのビーチを占有している。

再びロスに戻ってきて、今度は有名歌手とのデュエットで審査

真ん中のマディソンは17歳、すごい才能の持ち主だ。

シンガーソングライターのレイシー。カントリーが得意で、容姿からも雰囲気は抜群。ここに残ってくるような応募者は、プロも羨むような素質の持ち主ばかり。
日本でなぜこのような番組が作れないのか、業界人間に訊いてみたいが、おカネの問題も含んで、企画能力の欠如としか思えない。