娘の為にドングリ拾い

 世田谷区に住む娘は、絵画教室を主宰している。
この時期、ドア飾りのリース造りにドングリが要るだろうと、大泉緑地へ拾いに行った。去年の台風でだいぶ傷んだので、豊作というわけではないが、大木の場所は判っている。

園内の目ぼしい所を巡回

午後二時ごろになると、遠足に来ていた小学生が帰り始めた。
わたしも袋一杯拾い帰宅する。

ほんわかムービーの第五弾「96時間
私はドングリ拾いぐらいしか娘を応援できないが、この男は身体を張って娘を救い出す。男は元政府機関の情報員をしていたが、今では警備員のアルバイトをしている。
過去に海外出張ばかりで家に寄り着かず、妻には嫌われ娘も連れられ金持ちの男と再婚している。
その娘が成人になったので友達とヨーロッパ旅行をすることに。
しかし娘が友達共マフィアに拉致され、人身売買組織へ売られてしまう。彼女たちは薬漬けにされ、中東の金持ちエロ爺へセリ落とされる運命。助けられる猶予はは96時間。それを過ぎると、ほんとのヤク中に。男の知性に銃と格闘技のスキルはまだ衰えていない。


 わたしも本物の拳銃、ショットガン、ライフル銃は海外で撃ったことはあるし、警備業のライセンスも持っているが、このタフな父親には足元にも及ばない。


男は命がけで娘を助け母国に戻ってくる。そしてエンドクレジットの出る一分前、男と娘はある場所を訪れる。
この映画を初見の人は、バイオレンスの嵐を潜り抜けた後に訪れる至福の時を味わって欲しい。そして私はこの一瞬を味わいたくて、何度でも観るのである。