もし…だったら

 バイクのポタリングが続いたので、首回りの筋肉が痛くなり、ノルディック・ウォーキングに切り替えた。やはり全身運動は歩くに限る。
日曜だったので、堤防も運動不足を解消する人か、ロードバイクで走る人もいた。
今朝の日経で、中山伸弥教授が「生命科学の分野は非常に競争が厳しく、特許競争が有りデータを隠す場合も多い…しかし、お金儲けを目的とせず気持ちを一つにすることが大切だ。国の研究費も競争に勝つよりもデータを早く公開し、他と協力した研究者を評価する仕組みが欲しい。そうでなければパンデミックに立ち向かえない」と述べている。教授の歯がゆい気持ちが伝わってきて、頭が下がる。

そして「私の履歴書」の天坊氏が、出光興産の立て直しのために社長を任せられた時、計画を成し遂げる鍵を探していた。その時思いだしたのが、中国明代の書「菜根譚」の「人定まれば天に勝ち、志一つなれば気を動かす」の一節。意味は「人々の気持ちが定まれば天変地異にも耐えられる、全員の思いが一つになれば全体の動きを変えられる
二つの記事が、今の私にはよく理解できる。

しかし朝のTV を観ていたら、トランプ大統領は「武漢のコロナウイルスの死者数が意図的に少ないし、武漢の研究所からウイルスが漏れたのなら、報いを受けてもらう」と吠えていた。それに対し武漢のウイルス研究所員は、顔を真っ赤にして否定していたが、世界一の情報収集力を誇るアメリカだから、ある程度の確証が有るのかもしれない。もし報いを弁償ととるのなら、中国を除くすべての国が、補償を要求するだろう。
私が穿った見方をすれば、中国軍は少しだけウイルスをばら撒き、米軍の弱点を探したのかもしれない。中国海軍は、沖縄と石垣島の間を通過し、太平洋へ出たい。それには米国の空母軍団が邪魔になる。
しかしウイルスが強すぎ、大騒ぎになった。真相はヤブの中だが、中国国民がネットで一寸でも疑問を書くと瞬間で削除されたり、この機に香港を取り締まり強化したり、やる事を隠蔽するので疑いは深まる。
いつの時代にも、人の口に戸は立てられぬ のは同じだし、昔の中国賢者は日本の手本になったのに、今は存在しないのだろうか?