恐ろしい実話

 球磨川の氾濫を見て、大和川の水量を観察に行った。アビコ大橋の橋桁が隠れるようだったらアウトだろう。

当然、水の流れは速い。呑み込まれたら、堺浜まで一直線だ。

河川敷を歩きながら、もし水流で地表が割れたら、土手に登っても無駄なのを理解する。

少年野球場へ上ってきた。

ここは屋上庭園になっていて、エレベーターを使用する。
しかしここがメインではない。

今池水みらいセンター」は近隣市町村の下水処理場で、グレーもブラックも処理していて、現在も建物は工事で膨張している。この手の処理場は、付近に嫌な臭いが出るものだが、ここは最新設備でそのようのことは無い。
そんな訳で、屋上の施設は、近隣住民の憩いの場でもある。

北欧の都と思っていたノルウェーで、2011年7月22日、とんでもないテロ事件が起こった。
この映画は、その事実を余すことなく伝えている。そして私は、当時リアルタイムで事件の詳報を待った。
ウトヤ島、7月22日
この日単独犯人のブレイビクは、首都オスロの中心部に建つ市庁舎を爆破、その後警官の制服に扮装し、ウトヤ島にボートで向かう。
島にはノルウェー労働党青年部の集会が行われ、10代の青年約700人が参加していた。
ブレイビクはライフル銃(ミニ14)と拳銃 (グロック34)で、若者たちを乱射し始める。69人が死亡、負傷者100人以上。その時間、午後五時ごろから72分間。(ここまではこの作品で知った)


犯行の動機は、犯人が極右思想を持つキリスト教原理主義者だとか、移民政策に反対だとかウエブで訴えていたようだ。
逮捕後、オスロ司法裁判所は、ノルウェーにおける最高刑である禁錮最低10年、最長21年の判決を言い渡した。
犯人は服役中、2015年夏、オスロ大学に入学を認められ服役先で政治学を学ぶことになった。学長は「ノルウェーでは必要な条件を満たせば、受刑者も高等教育を受ける権利がある」
…殺された被害者の権利はどうなる?
さすがバイキングの国、では済まされない。