経験したことのないような…

 世の中には、これまでに経験したことのないような事例はいくらでもあるが、ここに積んであった波消しブロックの殆どが関空へ運ばれ、護岸の補強に使われたようだ。
二年前の台風で、滑走路が浸水され、地下の電気設備が使えなくなったのが堪えたのだろう。
要は想像力が及ばなかったと言うほうが正しいと思う。福一の原発でも、大きな地震が来れば破壊される…東電は想像できなかったと思う。
いや、想像できても、コストとの兼ね合いを考えた結果だろう。

美しい夏の風物詩も、台風でフェンスがなぎ倒された時は、寂しく感じられたもの…

私のバイクを見た工事のおっちゃんは、e-バイクかと訊いた。正確には電気自転車か?
と言った。そこまで浸透しているのなら、来年は購入を考えてみよう。

Jグリーンの前を通過、復路につく

阪高湾岸線のガード下。往路は30分で来るが、復路はここから家まで40分掛かる

普通の台風で、この河川敷は水で洗われる。しかし大潮で、これまでで経験した事が無いような台風なら、右側の堤防を濁流が軽くオーバーするだろう。
みんな想像は出来るが、コストの問題がある。
人命のコストは安い…確かなようだ。