ゴーストタウンの国宝

 今年初めてのインドアテニス。生徒は五名、みんな久しぶりなのか、身体が重い。
ラリーとボレーの基本練習を繰り返し、最後はミニゲームで盛り上がった。

ランチの後、外を見ると看板が揺れるほどの冷たい強風。私の一番嫌いな天候。
しかし事務所に座っているのは気が進まない。
思い切って外へ、ノルディック・ウォーキング

大和川左岸、堤防に一人、こちら向きに歩いて来るが、向かい風でヨタヨタ歩き。

大阪湾からは、冷たい西風が吹き付ける。とてもウォーキングに適した天候とは思えない。

低気圧が通過中なのか、嵐の状態。

ショートカットして坂を下り、事務所へ向かう。

昨日の長崎新聞記事、この石畳の坂道の奥に国宝 大浦天主堂が建っている。
しかし閑散として、人影はない。私はこの地区、南山手町で高校卒まで過ごしたので、通学路であり、生活圏でもあった。
奥に続くグラバー園の通りは、悪ガキの海賊戦の遊び場。
60年前の普段から、修学旅行生や、外国人の観光客が溢れ、三菱造船関係者の住宅も建つ、高級住宅街でもあった。
この写真を見ていたら「どうにかせんとイケんバイ」と観光業者の悲鳴も聞こえてきそう。
いっそのこと、Go To トラベルで煽らなければ、ゴーストタウンにもならなかったのではと思うのは私だけか…