巣ごもり、お勧め映画 #2
コートに着いた時には、雪雲と強い風。アップするにも、震えながら足踏みを続ける。
しかしゲームを始めるころには、太陽が出て、風も治まった。
今年初めてのメンバー顔合わせ。みんな元気そうだ。緊急事態宣言中だが、コートはオープンしているので、予約はキャンセルにならなかった。
こんな日は家にクスぶっていても仕方がない。テニス好きが寄ってきて、コーチも参入。
師弟ペアは強い。小さなロブを相手に打ち込むが…
敵もさるもの、弟子の股を抜くナイスショット
10年経てば、コロナウイルスはインフルエンザよりも弱くなるらしいが、それなりに今を楽しむしかない…
帰宅途中の大和川の川面、青空を映し、三寒四温が近いことを教えている。
インフォーマーとは、密告者とか内部通報者の意味だが、昨夜鑑賞したのは…
「THE INFORMER 三秒間の死角 」
原作は「英国推理協会賞受賞」や「スウェーデン最優秀犯罪小説賞受賞」を獲ったベストセラー小説。なるほどシナリオが複雑で、面白い。
密告者に仕立てられるのは、愛する妻と娘と暮らすのを渇望するヤクザ。
仕立てるのはマフィアの情報を知りたいFBIやNY市警、さらにマフィアのボス。
ボスは刑務所内の麻薬取引を仕切るように、刑務所に再び入れと指示する。もし断れば妻子の命はない。
しかし仕立てる連中の裏切りが続き、誰も信用できなくなったヤクザは、最後の手段に出る。
キャスティングが素晴らしく、有りそうな話を、ありそうに信じさせるストーリーに堪能する。
女性FBI 捜査官を演じるロザムンド・パイクは、吉田羊に少し似ている。その上司のクライヴ・オーウェンの存在感もナイス。
ヤクザを演じるジョエル・キナマンは、「ラン・オールナイト」で、父リーアム・ニーソンの息子を演じていた。
「孤狼の血」も柚月裕子の原作が優れていたので、いい作品になった。
邦画界も、女子中高生が観るような作品ばかり創らず、大人の鑑賞に堪えるようなモノづくりを期待したいものだ。
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