昨日も、風に逆らえず

 大和川左岸へ出てきたのはイイが、風が強い。しかし我慢して歩く。

新高野橋を渡り、近鉄踏切手前の階段を下り、右岸の河川敷へ…

上流からアビコ大橋をくぐる。

土手ブロックの陰に来ても、強風でカメラをセットできない。やっと一枚…

少年野球チームが、試合を風で邪魔されたのか、河川敷のランニングで頑張っていた。

土曜の午後なのに、強風のせいか、イオンへ向かう人も少ない。

昨夜鑑賞したのは「ザ・クーリエ
「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ主演、
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」でオスカーを獲った、
ゲイリー・オールドマンと来れば、B級アクション映画でもAクラスと思ってレンタル。
しかし、やたらビルのパーキングでの格闘に比重が置かれ、なんやらショボい作品、アクション好きの私でもリピはないと…

ところが今朝の日経、私のアクション映画好きは、間違っていると指摘するようなコラムが載っていた。
書いているのは作家の山田 正紀さん。以下抜粋
昔の007は「お姫様を守ってドラゴンを退治する…男のファンタジー」として位置づけられ、その荒唐無稽さを容認された。が、もはや男性優位の夢物語は許されない時代になってしまった……、そうした男性指向ファンタジーをシャワーのように浴びせ続けられ、年齢を重ねてきた五十代、六十代、七十代の男たちの方なのであって、そのために知らずしらずのうちに、女性軽視、女性蔑視の観念をサブリミナル的に植え付けられてきたと見なすべきだろう。……私たち男は、よくその事を心して、全身全霊を持って、洗脳から脱する努力に取り組まなくてはならない」
…そうか私はアクション映画ばかり好み、洗脳されていたわけか…
だから近頃、やたらと格闘技の強い女性の作品が多い…というか、私が好んで観ていることになる。つまり本能で洗脳から脱しようと努力しているわけだ。
だが私はとっくに昔から、強い女性の作品は数多く鑑賞している。強いと言っても「おしん流」でなく、知性、腕力、意志、胆力、などを兼ね備え、年齢に限らず美しい女性…そんなのいるかい?  居るのです! いずれここでそんな女性の列伝を記してみたい。