独り舞台

 外へ出るには持って来いの日。
大和川左岸から歩き始める。河川敷は雨水が溜まっているし、少年野球で詰まっている。

しかし石川サイを眺めていると、ロードバイクの走り抜ける影。バイクの選択肢を捨てたのが悔やまれる。

新高野橋で気持ちを切り替え、ウォーキングに集中

歩いていると気分も良くなり、今日はこれでイイのだ、と納得。

アビコ大橋をくぐって、堤防へ上がり、Uターンして戻る。

生駒連峰もくっきり、串本の熊野古道から見える山桜が懐かしい。
もう、それほど旅へ出ていない。

でも今まで頑張ってきた自分なりの自粛を、簡単に止めるわけにはいかない。
ワクチンまだかいな~

録画棚に引っかかっていた「イントゥ・ザ・サン
イントゥ・ザ・ブルーを想像し、美しい山岳物語かと期待する。
オープニングはミャンマーのジャングル。時勢に合うし期待した。すると場面は突如東京へ…そして張りぼてオッチャン、セガールの登場。
私はこのオッチャンの作品、30年前「刑事ニコ/法の死角」を見た切り。いや、「エグゼクティブ・デシジョン 」は、なかなか面白かった。
その後、沈黙シリーズはスルーしてきたが、今回は沈黙が付いていなかったので、うっかりする。鑑賞後、調べたら、オッチャンが原作脚本も書き、主題歌も歌い、その作詞もやり、当然主役と製作総指揮、完全なワンマン作品に仕上がっている。
自分が創ったので、オッチャンの日本に対する思い入れがたっぷり。
ヤクザ、指詰め、ヤクザのセレモニー、刀、カチコミ、割りばし、芸者、入れ墨、築地、タコ焼き、中華街、関西弁…もう数えきれない日本愛?
誰か山田 洋次監督を紹介して、主演作品を撮ってもらえないだろうか、お願いします。