影武者
去年に続き、警備関係の仕事で、息子が二日ほど滞在していた長崎。
八月の風物詩で終わらせてはいけないイベント。
しかしロシア軍が、ウクライナの欧州最大級のザポリージャ原子力発電所周辺を砲撃している。核兵器でなくても、それ以上の被害が出る恐れ。それでも世界のトップは指を銜えてみているだけにしか思えない。
原爆が落ちた日も、こんなに暑い日だったと聞いている。
大泉緑地も、子供の声は聞こえず、うるさいセミの鳴く音だけ。被爆者は気が狂ったように水を求めたらしい。
今なら核ミサイルが飛んでくる直前は、無人状態になるのか…
単に暑いだけなのに、子供たちは疎開したのだろうか…
釣り人も消えているが、空襲警報のサイレンは聞こえてこない。
フセイン大統領が、黄金のカラシニコフ銃を空へ向けているのを、写真で見たことがある。
この作品は、その息子の影武者の話。
独裁者には影武者がいる。事実だろう。プーさんにもシューさんにも北の首領様にも居るはず。広島と長崎の「原爆の日」に影武者でもいいから、出席を乞うてみたらどうだろう。
ついでにバイさんも、ペロさんも参加する。
G20外相の皆さんも招待しよう。本物が混じってもOK。そして原爆資料館を見学してもらう。こんなイベントなら、世界が注目してくれる。企画はもちろんオリンピックで名をあげた元電通専務高橋さん。
どうです? 真夏の夜の夢としては…
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