イルカにイワシ

二か月前に泳ぎに来た白良浜海水浴場。ビーチのメンテナンスが始まっていた。

私は寒風吹きすさぶ冬でも来るが、今がベストシーズン。
ここで地元の紀采館で買った田舎ばら寿司のランチ。お供はトロカツオの切り落とし。
とても美味しい。

白浜から串本へ行くことに。阪和高速道の終点スサミで国道42号へ。
ここの道の駅、いつ来てもパッとしない。ハコは出来たのに中身が伴わない。
道の駅は地元の人が来ないと流行らない。ここには観光客が食指を伸ばすものが少なく、地場の商品が少ない。

水族館など造らず、朝市か青空市場にして、地元の野菜や鮮魚を扱うほうがお客は喜ぶと思う。いずれ阪和道が延伸しここから車が国道に出なくなると、客足は落ちるだろう。

寂しそうなカメが可哀そうな気がした。プロデュースした人が、役所の人だったのかな?

白いからスナメリと思っていたら違っていた。
串本を通り過ぎ太地のクジラ博物館まで足を延ばす。何度か来たが久しぶり。

イワシの入った小さなバケツを下げ、生簀桟橋へ。
まず最初、神様へ一匹献上。

女子中学生が、放課後友達と戯れるような鳴き声で寄ってくる。。

うちのワンコも、私がジャーキーを握っていたら、そばから離れなかった。

今朝向かいの大島から太陽が昇るのを待っていた。橋杭岩は、だんだん風化で削れ、いずれ消えてしまうそうだ。

正面二階建ての小学校校舎。磯遊びには最適だが、南海トラフ地震の津波では、ひとたまりもない。私が泊まっているホテルまで避難路は完成しているが、日ごろの訓練は欠かせない。

このホテルは高台に建っているから、大丈夫と思うが、公共の建物もこの台地まで移転が進んでいる。しかしJR紀勢本線は海岸沿いを走るので、宮城県三陸を襲った津波と同じ被害を被ることになり、地震の時の対策が喫緊の課題だろう。

走行距離は二泊三日で450kmだった。