マイナーなMTB

大和川右岸を河口へ漕いできた。
近場で荒れた平地は、こんな場所しか見当たらない。

大阪湾からの風が強い。

私はロードバイクでなくMTBだけなので、手頃な場所が有れば、もっと愛好者は増えると思うのだが…
都会では、車で移動しなければ難しい。
そう思っていたら、東京オリンピックで使用されたコースが、開放されたらしい。
NHKBSで素人が漕いだら、どんな結果になるか撮られていた。


ゴロゴロ石の急坂は、誰でも嫌なもの…

登り切って下りるのに、ラインを読み違えると…

受け身は上手くいっていたが…

上級者になると、瞬時にラインは数本見えるらしいが、そのルート幅は数センチ。
とてもじゃないが、初めての場所で見つけるのは難しい。

オリンピックに出るような選手でも…

一瞬の狂いで転倒する。

こういう光景が脳に刷り込まれていると、とてもじゃないがコースを攻めるどころではない。
私はいろんなスポーツを習ってきたが、MTBのインストラクターが少ないのが、このスポーツ人口の増加を妨げていると思う。
やはり販売店が、スキルの上達には大いに関係あるので、インストラクターの組織作りから始めるべきだろう。次は走れる場所の確保。他人の土地を勝手に漕いで廻るわけにはいか
ないし、公園やハイキングコースも嫌がられる。
こうなると個人やディーラー任せではどうにもならず、やはり行政の協力も欠かせない。
人口減少で廃村になった田舎などは、MTBコースの候補地として利用すれば、ビギナーからベテランまで、難度を変えたイベントも可能になる。


誰でもこんなシーンを現実に見たら、とてもじゃないが飛行機には乗りたくない。

航空会社の御曹司が、自家用ジェットに乘ったらテロに遭い、一人機内にとり残される。
インド映画は、時として面白い作品を投げつけてくるので眼が離せない。