蒸し暑さから、蒸し涼しさへ

雷雨が気になり、近場の大泉緑地へ漕ぎだす。

蒸し暑いけど、漕いでいればマシか…

それでも喉は乾く

週末にBMXの大会が開催されるようだ。
孫はパーク系なので、大阪まで来ることはないだろう。

建設中のトイレも竣工した。美しく大きくなり、夏休みは喜ばれそう…

草原を漕ぐが、日陰でないから汗が噴き出る。

蓮池の橋を渡っていたら、ポツポツと雨が落ちてきた。
天気予報通りなら、このあと雷鳴と強い雨が来るはず…
急いで撤収することに…


しかしまだこの時点で、夜はクーラーなしの涼しさになるとは、予想もしていなかった

野球は暑苦しいので、映画を鑑賞する。
「FALL/フォール 」
若い女性二人が、地上600m腐食したTV鉄塔に登ろうとしたのは、ロッククライミングで命を失くした夫の遺灰を、てっぺんから散骨するためだったが…

しかし登るにつれ、古いボルトは外れ、ハシゴは倒壊することに…

この辺りで、私の背筋もゾクゾクし始め、一度ボトルの冷水を飲み、心を落ち着かせる。

残ったハシゴは1mほど、夕暮れ間近に、ハゲタカも頭上に舞い始める…
私の体温も急速に下がって、足元の扇風機のスイッチを消した。
果たしてこの二人は、生き残れるのか…

久しぶりにドキドキするような、面白さ
実際この鉄塔に忍び込んだ命知らずが、頂上からジャンプスーツだけで飛び降りることが有るらしい。
突っ込みどころは、こんな鉄塔に登るのに、計画が疎かで、装備も簡単すぎ、エネルギーとなる食料も、リュックに入っていない。
ロッククライミングが得意な二人なので、その辺は常識として分かっているはず。
まあ、それを差し引いても、昨夜のような蒸し暑い夜なら、涼しさを運ぶに十分見応えのある作品だった。