中の上…ちゅうのじょう

アラートが出ていると言って、日々のルーティンを外すわけにはいかない。
気温37度以上の中、大和川右岸へ漕ぎだす。
砂利道の照り返しが、パンツの中まで焦がしていく。

砂利道のさらに奥へ進む

行き止まりをUターン

日曜日の午後、こんな所へ来る物好きは釣り人だけ、
彼らも木陰に隠れ、死んだふりの魚に、竿を出しているのみか…

堤防から河口を見る

雲の多さが、更に蒸し暑さを増長する

ボトルの水が少なくなってきた。どこかで補給が必要

澄んでいれば泳ぎたいほどだが、上流から流れてくる水はグレー、
とてもその気にはなれない。

それを見越したのか、国交省のパトカーとすれ違う。助手席の警備員が手を上げ挨拶したので、私も返礼。

昨日はいつもと風向きが反対、復路が向かい風で、喉の渇きが早い。

阪堺線の鉄橋下で、残りの水を飲み干す。

河川敷に自販機はないが、堤防上のテニスコート横に設置してあるのを思い出す。

冷たい水に有りつき、一本カラにする。

大阪公立大学のキャンパスを抜ければ、家は近い。

海外の試合で、日本人同士が最終日同じ組で回るのは珍しい。
渋野と西村優菜
「このティ、優菜ちゃんのでしょう?」と渋野。こんな会話が緊張を解いてくれる。

苦しく、張り詰めた一日が終わり、ハグする二人。

渋野がスコアを崩すのは、想定していたが、予選落ちが続いた選手が、いきなり優勝するほど甘くはない。ブティエのプレーを目の前で見たのだから、絶対王者のプレースタイルを学習して、次週に臨んで欲しい。
出来としては中の上
西村は久しぶりの笑顔。彼女の笑顔はこちらまで嬉しくなる。
第一打で距離が出なくても、セカンドから相手をしのげば、上位食い込みは難しくない。
二人に同じことが言えるのは、リカバリー力ブッシュやポットバンカーから脱出するには、慣れしかない。
リンクスは環境変化が激しいので、防寒対策も怠りなく、

次週全英女子オープンに臨んで欲しい。