「長崎の郵便配達」

今日は終戦記念日
雨が激しくなった昨夜、私は録画棚に有る一本の映画を開いた。
今年の長崎平和祈念式典は、台風で縮小され、弊社が請け負っていた仕事もキャンセル
そんなモヤモヤ気分を晴らしてくれたのが…


「長崎の郵便配達」


元英空軍大佐P・タウンゼンドが、
長崎で被爆した郵便配達員の体験を綴ったノンフィクション

その娘、イザベルが父の残した資料から、当時の録音テープや、取材メモを探し出し、
父の足跡を探るドキュメンタリー映画。

取材対象になったのは、谷口稜曄(すみてる)さん。

イザベルは家族と共に、父から40年遅れて、長崎を訪れ…

今の長崎を歩く

谷口さんの実家も訪問

仏さまにご挨拶

父と同じように、谷口さんの足跡をたどる

ピカッと光って…ドン

爆心地に近い神社の前で、父の本を読み解くイザベル

谷口少年の背中の皮膚は焼け落ち…

今の爆心地

50年以上前、私が高校生の頃は、まだ再建されていなかった浦上天主堂

奇を衒わず、淡々と紡ぐ川瀬美香監督
ウクライナを核で脅すロシア、この作品を観たこともないのだろう。
いや、観ようとしないのかも…