謎が解ける

 昨日、朝方の豪雨で、奈良では駅の構内まで水が流れ込んだ。
堺市でもかなりの雨だったので、午後小雨の中を、大泉緑地へ調査に行った。
 別に地主でもないので、調査と構えることはないのに、日頃お世話になっている園内は、どうしても気にかかる。
まず蓮池へ。途中の舗装路は、落ち葉が流れ、その下に小枝も隠れているので、ハードテイルで走ると、ぼこぼことサドルが跳ね上がる。
 池に変化はなかった。

 反対側の水辺で、作業員がボートに乗っていたので、迂回して近づく。

蓮の葉っぱの周りに、ロープを張っている。
対面の岸に、重機と数名の作業員が見えた。バイクを移動し、近くの森の中へ入る。重機でロープを曳きながら、葉っぱを一網打尽に集めていた。

私が柵の外から声を掛けた。
「ハスは出来ていますか?」
いきなり声を掛けられて驚いたのか、重機のオペレーターが振り向いた。
「ハスの葉を集めているようですが、ハスは採れましたか?」
私の問いに、オペレーターは質問の意図をまだ理解していない。
「この葉っぱは廃棄物で処分です」
「葉の下のハスは育っていますか?」
私はイオンで買うレンコンの値の高さを思い出していた。
小さいワンカットが、四、五百円する。なんでこんなに高いのかと舌打ちしながら、野菜炒めの食材に仕方なく買うことがある。
「レンコンの事ですか?」
オペも理解したようだ。これだけ広大な蓮池から、レンコンが採れれば、どこかへ卸しているはず。安く分けてもらいたい。
「そう、レンコンはどうしています?」
私は数年来、池の水抜きをした後、重機で池の底をかき回しているのを知っている。オペが応えた。
「レンコンは出来ませんよ。私は毎年池の底までサラッていますが、細い物しか出てこなくて、食用にはなりません」
そうか、水耕栽培のような池では、レンコンが生育しないのだ。やはりレンコン畑で、肥料をやり丁寧に育てないと、大人の腕ほどのレンコンは無理らしい。
私の疑問に応えてくれたオペに礼を言い、その場を離れた。
園内を二周して、出口近くの銀杏の木の傍でバイクを降りた。

この付近に数本の銀杏の大木があり、時期が来ると美しい黄金色に輝く。その頃は銀杏の実が路上に散乱し、それを拾う人達のレクレーションになる。


映画が、三度の飯より好きな、アくしょん大魔王
のコレクション棚から紹介する、今日の一本。


「L.A.ギャングストーリー」


アマゾン内容紹介
ロス市警がキレた!
“本当にあった"警察と大物ギャングの死闘を描く迫力のアクション・エンターテイメント! ! 


 ロサンゼルス、1949年。
ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、麻薬、銃、売春、
そして――手段さえあれば何でもするという勢いで――この街を牛耳り、さらにはシカゴから西の広い地域の賭博も仕切っている。
そしてそんな彼の活動を守っているのは、彼自身が雇っている手下だけでなく、首根っこを押さえこんでいる警察や政治家たち。
コーエンの勢力は、街で鍛え上げられた、極めて勇敢な刑事でさえ怖気づくほどだ……
例外はおそらく、ジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)率いる
L.A.市警の“はぐれ者たち"から構成された少人数の極秘チームだけ。
コーエンの帝国をぶち壊すために集められた“最強部隊"である。

ラ・ラ・ランドで主演した二人が出ています。エマ・ストーンも美しい。
しかし監督(ルーベン・フライシャー)が違えば、良い俳優を揃えても、レベルが落ちるのはなぜ…。


兵庫県警、さあどうする?