猫が対峙するのは…

 昨日午後、自宅を出る時は、まだ小雨が降っていた。しかし雲は薄くなり始めている。
行先は大泉緑地。銀杏はまだ色付いていない。しかしドングリは豊作のようだ。来週以降は、幼稚園や小学校のドングリ狩り遠足で、賑やかになりそう。

園内には、数種類のドングリの木が植わっていて、大人も袋を携えて拾っていた。
いつものコーナーで、ナイスショット

猫がゴリラの像の前に座り、対峙している。近づいても耳が動くだけで、動こうとしない。園内には野良が相当数いるが、餌やり禁止にも拘らず、生き残っているのは、猫好きの世話が繋がっているのだろう。


帰宅し身体か冷えていたので、予定通りチゲ鍋を食す。三日連続の鍋となった。
食後チャンネルを捻るが、阪神の負けが濃い。諦めて録画棚から再生する。
男が対峙するのは…


「ザ・ウォーカー」


(「Oricon」データベースより)
戦争により文明が崩壊した世界で、30年間、世界に1冊だけ残された<本>を西へ運ぶ男と、世界を支配するためにその<本>を手に入れようとする男が壮絶な死闘を繰り広げるサスペンス・アクション映画。デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマンほか出演

男は何の目的で、本を運ぼうとするのか?

男の前に、次々と起こるバイオレンスの嵐

廃墟の街の有力者が訊く

地球は壊滅し、地下に逃れたものだけが、ゴーグルで眼を保護し、生きている。

男をしたってついてくる、街の若い女に、世紀の終末を話す

啓示を受けた男は、女に旅の目的を話す

運んだ本とは何だったのか?
旅の途中、男は本の内容を全て諳んじていた。目的地の西に到達した男は、暗記していた本の内容を、村の長に口述する。
村の長は、それを製本し、地球に残るたった一冊の本を棚に収めた。


日本でも、部屋に聖書を置いてあるホテルは多い。
男は神の啓示と加護をうけ、なんとしても、地球に一冊しか残っていない聖書を後世に残す役目を果たす。
男が対峙するのは、神と悪か?
キリスト教の聖書と、仏教の経典。どちらも信者にとっては自分を導く道しるべ…かな?
宗教に疎い私には良く分からないが、映画の趣旨は良く分かった。