3泊4日

 レッスンが終わり、ゲームの時間。
私も含め六名だったが、この五名の合計年齢も300歳以上。この寒さでテニスをやれる元気を続けていきたいもの。

外で冷えた身体を入浴で温め、夕食後はコレクション棚をチェック。その時ある思い出が浮かび上がった。
以前グアム空港で、入国審査を受け、一階へ向かうエスカレーターに乗った。
私の前に女子大生と思しき二人が話していた。自然に耳に入ってくる。
「ねぇ、3泊4日て、英語でなんて言うんやろ?」
「分からへん」
どうも関西の女性のようだ。審査官に何日滞在するのか聞かれたようだ。
「 3 nights and 4 days.」
私が思わず呟いた。それが聞こえたのか、二人の女性は、肩を寄せ合いケケケと笑った。
私はこの二人をジャングルへ連れて行き、遺骨発掘の手伝いをさせてやろうかと思った。
二万名以上の日本兵が戦死し、まだ一万八千柱が見つけられるのを待っているグアム島。旅行をするなら、その場所の歴史ぐらい、少しでも頭に入れて行ってみてはと…。


「9デイズ」


Amazonレビュー
  覆面捜査で核爆弾を買い取ろうとしていたCIAのエージェントがテロリストに射殺され、彼の双子の弟が身替わりスパイとして取り引きを任せられることに。兄の存在さえ知らず、ストリートで便利屋をしていた弟は、9日間でCIAの基本任務を叩きこまれる。
   アンソニー・ホプキンスが老練のエージェント役で過激なカー・アクションにも挑戦し、老体に鞭打ちながら奮闘する姿はほほ笑ましい。対するクリス・ロックは、お得意のマシンガントークに加え、対照的な双子の兄弟も演じ分ける。凸凹コンビが主役となるアクションコメディが数あるなか、主演2人の個性がいかんなく発揮されているのが本作のポイント。ニューヨーク大爆発のカウントダウンなどアクション場面も迫力だが、見せ場はやはり2人の絶妙な掛け合いだ。近年の映画でたびたび撮影に使われる古都プラハの風景も、ここではとくに印象深い。(斉藤博昭)


怖いオッチャンを演じれば、アンソニー・ホプキンスだが、ここでは堅物のCIA幹部

彼のアクションも始めて見た

黒人は口喧嘩が強いのか、ここでも早口のクリス・ロック

肩の凝らないアクションなので、女性にもお勧め。