雨後の坂道

 朝まで降っていたので、大和川堤防の坂道で練習することにした。 坂を登るのに、途中発進は未だ苦手だが、通して登るのには慣れてきた。

DHはブルートゥースで自撮りすると、片手運転になるので危険。
今日は上手くいかなかったが、次回はコツが分かってくるだろう。

前日、第二名神のSA、宝塚北。必要に迫られ寄ってみた。

ETC搭載なら、このSAでUターンできるのだが、指示板が未熟で慣れていないと間違える恐れがある。
フードコートはあるが、平日でも列が長い。屋台に寄ってみるが、不味い、高い、の不満は残る。

このままなら、クレームが出るのは時間の問題だろう。

たまに外へ出ると疲れる。
早めに夕食を済ませ、コレクション棚から取り出したのは…


「トム・ホーン」


アマゾン内容紹介
実在のガンマンに扮したマックィーン最後のウエスタン!
ジェロニモを捕虜にして一躍勇名を馳せた男、トム・ホーンがワイオミングにやってきた。
ジョン・コーブルたち大牧場主に共同で雇われた彼は、期待通りに次々と牛泥棒を仕留めていく。ところが、残虐とも思えるその仕事ぶりに恐れを抱き始めた大牧場主たちは、司法執行官ジョー・ベルにその対策を持ちかけた。かねてよりトムに名声を奪われたことを妬んでいたジョーは、少年殺しの罪を彼にかぶせる。ついにトムは逮捕され…

スティーブ・マックィーンが、癌に侵され亡くなる一年前に撮った作品。往年のヒーローが、実在のカウボーイの末路と重なり、ファンには涙なくして観られない一本。
権力者が力を蓄えて行く時、その陰には必ず暴力の影が存在する。
しかし、力を蓄えた権力者には、暴力の影が疎ましくなる。
脈々と繋がる国家権力も同じこと。
だからこの映画も、地味にその事を伝えている。ドンパチを期待した人には、物足りないだろう。しかし映画を観た人は、深読みをして欲しい。