移住してみたい?

  曇天の中、堺浜へ漕ぎ出す。海の広場前で、警らの警官に挨拶されたぐらいで、職質は無かった。しかし空には警戒のヘリが飛んでいて、サミット会場の熱気は伝わってくる。

気になっていた番組を録画していたので再生。
私もかつてオーストラリアへ移住しようと、ネットの無い時代、かの地に関する本を腰の高さぐらいまで読み漁った。そして現地視察。ブリスベンが気に入り、現地のビジネスマンとも知り合った。
小島慶子さんはパースを選んだ。私の場合、家人の賛同が得られず頓挫するが…

配偶者の賛同が有っても、彼女は生活のため、日本とオーストラリアを行ったり来たり。ご主人が子供の面倒を…

息子さん二人の成長は楽しみだろう。
私が魅力的に見えたオーストラリアは、家の裏まで引かれた運河に船を浮かべ、いつでも海へ出られる生活だった。伊根の舟屋みたいだが、漁を商いにするのではなく個人の趣味なので素敵だ。
やはり移住は、家族全員でそこに住み着き、そこの生活を楽しむことだろう。その条件が揃えば、移住も考えられる。
子育てが終わった後の、小島さんご夫婦の生活が羨ましい。

もうお一人、森末慎二さん。宮古島に豪邸を建てたが塩害で家を丸ごと洗う作業を避けられない。
私も石垣島に不動産物件を見に行ったことがある。家人も気に入ったので、その気になったのだが、一瞬遅く東京の業者に攫われてしまった。ピーチで行けるし、商店も揃っていて、スーパーには台湾人が大勢買い物に来ていた。不足なものはアマゾンで注文できるし、生活に不自由はない。

シュノーケルが好きな私には魅力の島だ。しかし森末さんはビジネスを考えた。天丼やさんだが、一杯1500円。ちと高い。
ビジネスをするのなら、まず先に何をしたら利益が出るのか、リサーチが必要。そのためには豪邸を建てる前に、借家に住み着き、現地の情報を吸い上げるのが先だろう。
ビジネスが順調なら、シュノーケルも楽しいはず。そして家を建てる。趣味の世界から宮古に住むのなら、インストラクターの資格を取り、海のガイドをする方が向いていると思うのだが…