誰のおかげ?

 昨日の土曜日、前日紹介した手作り神社で例祭が行われた。

久しぶり日にちが合ったので、参加した。靖国神社からも神主が二名。
地元メディアも取材に来ていた。

参加者はご遺族と関係者、ローカルの公務員、日本人有志の方々。

有名な日本人の舞も奉納

当時、後ろの海は血に染まり、米軍の艦船で黒い影が出来たらしい。

イパオビーチも例外ではなかった。

私が初めてグアムを訪れたのは10年以上前だが、淡路島ほどの島で、2万名の日本兵が戦死し、未だに18000柱が見つかっていないことなど知らなかった。その後遺骨探しにも参加、慰霊の旅はジャングルの奥深くにも及んだ。
それでもショッピングやビーチで遊ぶことに抵抗があったが、ある人に「かまへんのや、ビーチで泳いでも、買い物しても、グアムに来ることが供養になるのや、兵隊さんは日本の繁栄を感じ、喜んでくださる」
その言葉に少し救われたが、沖を見る目は日によって少しずつ違う。

ローカルの幼い兄と妹が、オモチャの取り合いでもめていた。
隣の若い韓国人ママが、ビーチを去る時、自分の子供が使っていたオモチャをさりげなくローカルの子たちに与え立ち去った。
一部始終を見ていた私は、少し爽やかになった。日韓の正常化はいつになるのだろう。