資質

車道を走らず遠出できるのは、堺浜に限られてくる。
そんな訳で、昨日も一往復。
日中韓の外相会談を見ていると、河野太郎さんはその器で無さそうな気がする。もちろん自分の意見を言えるわけではないが、いつもテープレコーダーのように、同じことを喋っている。
他国の外相から感じるられる老獪さが無い。外交は駆け引きなので、正論ばかりで攻めても、相手にかわされる。
そのてん日経「私の履歴書」の今月担当、コシノ ジュンコさんは凄い。世界を飛び回る仕事は同じなのに、資質は相当彼女の方が上とみる。理由は人脈を広げ、次々と自分の味方に引き入れる力。

昨夜鑑賞したこの映画には、監督はもちろん、資質の優れたレジェンドたちが大勢出演している。その資質も適材適所で初めて輝くから、監督のサム・ペキンパーの力量がいかに優れているか推し量られる。しかしこの中の出演者から、ノーベル文学賞を獲る者が出るとは、さすが監督でも分からなかっただろう。